『モザイクの庭+』曲解説

ねおみいのアルバム『モザイクの庭+』をお手に取っていただき、ありがとうございます。
思えばこの作品は、ねおみいのソロ名義としては初めてのアルバムになります。
スペースの都合で歌詞カードに載せられなかった曲の解説です。
こちらもCDと合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。

 

1 風のストール

ずっと温めていた曲がやっとアルバムに。
地球を丸ごと手のひらに乗せて眺めたらどんな気持ち?
とある日そんなアイディアが降りてきて書いた曲です。
ファルクローレ界の第一人者・菱本幸二さんがサンポーニャでカラフルな風を奏でてくれました。

 

2 風あかりの道

コロナをめぐる空気が少し落ち着きかけた頃、SNSで見かけた「風呂あがりコンサート」のチラシ。
デザインの加減でなぜか「風あかり」に見えた。
その瞬間、イメージが頭からビューンと飛び出して私に曲を囁いた。
見間違いからもアイディアはやってくるのです。

 

3 仙人掌

前作「月の虹の話」の収録曲のリアレンジバージョン。
いろんな楽器が入って祝祭感あふれました。
「サボテン」を漢字変換するとすぐ出てくる「仙人掌」という漢字も好き。
繰り返し出てくるサボテン語の意味を解読してください。

 

4 うまれたばかりの夜明け

ずっと前に夏秋文彦さんの曲に歌詞を書きました。
これも前作「月の虹の話」の収録曲ですが、本家本元の鍵盤ハーモニカバージョン。
広い空と大地の間にぽつんと佇むような気持ちで歌うのです。

 

5 森の雨やどり

娘が小二の時の国語の教科書に載っていたお話にヒントを得た曲。
カリンバの音色はよく雨音にたとえられます。
あがささんが見事なコーラスアレンジをしてくれました。

 

6 どどうと

大きな森が風に揺れる音を表したタイトルです。
あまりそう聞こえないかもしれませんが、山本恭久さんが不思議な音製造機「カオスパッド」で歌と同時演奏した音源です。
2020年アートにエールを!参加曲。動画も見てください。

 

7 五郎兵衛の歌

世界のわらべうた研究家で劇作家でもある川手鷹彦さんの創作わらべうたです。
この不思議な世界をモチーフに、モザイクな仲間たちも目一杯遊びました。

 

8 月の夢を見た
友人・義本伸子さんに提供いただいた曲です。
この世とあの世の境目にあるような景色。
このアルバムではピアノとのデュオで。
大好きな版画絵本をモチーフに補作詞させてもらいました。

 

9 モザイク職人たち
「人生はモザイクアート。集めて 並べて 繋がって。」
このアルバムのテーマのような曲。クラフト感Maxに仕上がりました。
この曲ではペットボトルまで楽器として使用。どの音かわかるかな。

 

10 水脈
アコーデオン奏者・岩城里江子さんの曲に歌詞を書きました。
時空を超えて廻り廻る大いなる何か。幾重にも重なるイメージを詞にしました。

 

11 ひとひらの赤い花びら
ねおみいのレパートリーの中では異色な曲ですが、夢見がちな自分らしさがよく出ている曲だと思います。
アジアンなイメージ。

 

12 飛ぶ種
幼少の頃ビートルズにハマり、ジョン・レノンの平和へのメッセージに大いに影響を受けたのです。
彼へのオマージュ的にアジアのカレンハープで、平和への想いを歌っています。