「モザイクの庭」歌詞

モザイクの庭

1.うまれたばかりの夜明け

word/ ねおみい music /hico

うまれたばかりの夜明けがまだ

息をひそめてる

ふわふわ浮かぶ 綿雲紅く

染まり始めてる

何度も 見るたびそのたびに

新しい気持ちになるものさ

 

うまれたばかりの 羊がもう

走り始めてる

おやおや シロツメクサの畑

台無しにしてる

何度も見るたびそのたびに

弾けた笑顔になるものさ

 

うまれたばかりの子どもがまだ

何にも知らずに

すやすや眠るゆりかごの中

覗き込んだなら

何度も見るたびそのたびに

嬉しい笑顔になるものさ

 

ねおみい/歌
夏秋文彦/ピアノ
山本恭久/エフェクト&編集

 

2.風のストール

word&music ねおみい

地球を丸ごと 手のひらに乗せて

耳をそばたてて よく聞いてみるんだ

どんな歌声 聞こえてくるんだろう

どんな命 生まれてるんだろう

 

ごらん 海では 風が生まれてるよ

ごらん ツバメが ヒナを育ててるよ

首に 風のストールを なびかせて

少年が 馬にまたがり走る

 

地球は船 みんなを乗せて

空の旅を 行く

 

地球を丸ごと 手のひらに乗せて

砂漠にさえ 見つけ出してみるんだ

花は開き 希望の歌を歌う

人間たち 愛の種運べ

 

空に 指を立てて 風読め

明日の方へ 行く

 

生き物たちは 草の種を運ぶ

種に宿る夢よ 野心家であれ

夢はいつも 歌を紡いでいるよ

全て大丈夫と 君と叫ぼう

 

tutu〜

 

地球は船 みんなを乗せて

空の旅を 行く

重なり合う 闇と光に

揺られ 宇宙を行く

君と 風のストール なびかせ

明日の方へ 行く

 

tutu〜

 

3.でんぐり童子

word&music ねおみい

でんぐりがえしの 世界になったら

床と天井が さかさんなって

上からなんでも バサバサ落ちて

なくしたもんでも 見つかるそうだ

 

でんぐりがえしの 世界になったら

空とお山が さかさんなって

青いお池をバシャバシャ泳ぐ

鳥になったら きんもちよかろ

 

でんぐりがえしの 世界になったら

今と昔が さかさんなって

目には見えぬが もののけ 神さま

あっちらこっち わらわらあるく

 

でんぐりがえしの 世界になったら

おらとおまえが さかさんなって

大きな木のうろ 向こうの 世界

何が見えるか 教えてやろう

 

でんぐり返しの 世界になったら!

 

4.飛ぶ種

word&music ねおみい

振り向く君 差し出す手

その瞳 忘れない

まだ小さな手 その手には

真っ白な 綿毛たち

 

風は吹く 綿毛たちは

恐れもせず 風をつかむ

青空を かき分けて

空の道を進め 飛ぶ種

 

 

いつか君は 知るだろう

土砂降りが 襲う日を

ぬかるみに 踏みしめられて

空の道 見失う時も

 

風は吹く 濡れた羽根が

乾いてまた 飛べるように

雨雲を かき分けて

君の元へ 届けこの歌

 

風よ吹け 飛ぶ種は

高く遠く どこまで飛ぶ

青空を かき分けて

空の道を進め 飛ぶ種

 

大空を 舞い上がれ

何度でも 舞い上がれ

 

 

ねおみい/歌、カリンバ、カレンハープ、ウクレレ
夏秋文彦/鍵盤ハーモニカ、コンツォフカ、ピアノ
山本恭久/パーカッション、エフェクト&編集